施工事例③

交換事例
 

 

交換前

ノーリツPS設置上方排気

’03ノーリツGTH-2417AWX3H-H

こちらはノーリツGTHシリーズ給湯暖房熱源機の上方排気型の交換です。この手の排気が特殊な機種は基本的にメーカー受注生産品ですので急な故障で交換となりますと本体の納期に一週間程度を要するので注意が必要です。怪しいな?と思った時が交換サインですね。画像の機種は部品の供給は全て揃うとの事でしたが施主様のご希望により交換となりました。この年式ですと配管周りもジョイントがそのまま使用できるので交換も楽な様です。

交換後

ノーリツ後継機への交換です。

GTH-2444AWX3H-H-1

交換後のGTH-2444AWX3H-H-1です。PS上部の排気筒点検カバーが取り外せるタイプでしたので作業は楽でした。これが直角エルボ使用で作業スペースが狭いとかなりやりずらいですが今回はそうではありませんでしたので作業時間も2時間程でした。

交換事例

 

交換前

PS標準設置

’97ノーリツGTH-2407AWXH

ノーリツ1997年製造の給湯ふろ暖房機種です。この1台で追い炊きはもちろん床暖房、浴室乾燥機能も付いています。

交換後

サイズが短くなるので対応のPS枠が必要です。

ノーリツGTー2450SAWX-2

入居から殆ど床暖房も使用せずとの事で同メーカーの24号追い炊き付きのスタンダード機種への交換となりました。縦寸法が750mmから605mmに短縮となりましたのでその間を埋めるPS枠で寸法調整です。暖房配管は再使用の可能性がありますのでメクラをしてPS内にて保存です。1温度タイプではしばしばこの様な機種変更は見受けられますね。

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内後方排気

’97松下製GJ-24T1B

製造は1997年でこれまた現場と図面も見て「なんじゃ?こりゃ?」と言った作りで例の如く非常に合理性のない作りで交換時の事を一切考慮せずに製造されたであろうサイズと排気筒取り回しで非常に現場泣かせな機種でした。

旧松下製と聞くと反射的にまた妙な作りだろうと疑うくせがついてしまいますね。

他の交換された部屋も同様に同業の方の苦労の跡が見えました。

交換後

PS枠は新しく追加です。

リンナイRUF-A2405SAB

通常では後方排気での排気筒は同じ号数であれば部材交換は必要ないのですが松下製の排気筒は他の給湯器メーカーと違い独自規格で作られていたので交換が必要となりました。排気筒の径は同じなのですが位置と部材の取り付け方法が異なる為です。

更に側方の排気筒の位置替えがマンション規定で加工、変更が不可能との事で、より制約の多い交換となりました。

サイズが現行の機種は縦が600mm程に対して旧松下製品は750mmでしたので短縮した空間を補うPSアダプターが必要となりました。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内前方排気

扉加工前

94松下製AT-241RFA-AW2L-
C

製造は1994年製造の松下電器製TESです。

2缶3水の給湯暖房熱源機ですが床暖房を一切使用した事がないと言うのと大きな販売価格差で総合的に判断して頂いた結果、通常の暖房なしのふろ給湯器に変更となりました。

画像は工事前に取り忘れたのでお隣と取り外し後の画像です(ヌケ作で申し訳ありません)上が取り外した本体で下が扉加工前の状態です。

この機種は排気が四角形ですが現在は丸形排気のみですので設置後には防火扉の加工が必要となります。

 

交換後

PS枠はサイズ変更の為新しく交換です。

扉加工後

リンナイRUF-A2405SAT

暖房機能を廃止してふろ給湯機種としました。6号メーターでしたので給湯器の出湯能力も16号から24号へと変更しました。これならお客様の要望通りに使い勝手も改善できます。ご家族のに人数などにより号数も選定します。画像の通り給湯器サイズが縦寸法が短くなりましたので「UX-A-G2T(R)]と言う部材が必要となりました。上の画像の配管のみえている部分は既存のカバーをつけまして隙間はなくなりました。残りは防火扉の取り付けですが既存の四角い穴を加工しまして丸形排気が出せる様に広げます。加工した後は化粧板をビス止めしまして完了です。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内前方排気

’94 松下 AT-241RFA-AW2L-C

取り外し前の撮影を忘れまして外してからの画像です。画像の通り、排気口が長方形の為、現在は殆ど丸排気ですので防火扉の加工が必要となります。

交換後

PSアダプタは新規で更に加工です。

ノーリツ GT-2460SAWX-T

今回の様に暖房廃止でふろ給湯器に交換のケースは通常ではPS扉内BOX対応のアダプタで対応するのですが残念ながらノーリツ製品ではリンンナイの様に各サイズに適したアダプタのラインナップが存在せず今回使用したNC-NR3は図面を確認した段階で左右の幅は元より縦寸法も切断加工しなければならない事は理解していましたが硬かったですね。

よくよく既存のPSを見てみると扉内BOXがPSにスポット溶接されているんですね。

マンションPS設置はメーカー変更は可能ですが極力同メーカーで交換が必要な部材と作業時間を鑑みると合理的だと思います。

 

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内上方排気

’02ガスターIT-368RSB9-AW3Q

製造は2002年ですがなぜかガスターは暖房の高温側と戻りにCCHジョイントが採用されていないんですね。中身はリンナイなのですが不思議です。同じ製造型式のRUFH-Vシリーズで’00以降のモデルではCCHジョイントが採用されていているのですが。

ともあれ基本は同メーカー同士の交換ですので元の配管位置等は殆ど変わらないので接続に延長など不要ですので楽なものです。

これがメーカー変更ともなりますとそうもいきかないのでその分、施工に時間がかかります。

交換後

PS枠は既存を使用です。

リンナイRUFH-A2400AU2-3

通常ではPS扉内BOXも交換なのですがこちらの場合既存のBOXの方が頑丈且つ取り付けも綺麗ですのでこのまま流用しました。

この機種からリンナイの給湯暖房熱源機もVシリーズからAシリーズへとマイナーチェンジしまして変更に伴い電子基板の設定変更もアナログ式のスイッチ式からデジタル方式へと変更されたせいか本体重量も軽くなった様です。ディップスイッチになれていたせいかデジタル設定に少々悩みましたが無事設定も完了です。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内上方排気

’96ガスターOURB-2050AQ-CU

製造は1996年のガスター製です。

この当時の排気筒は何故かBOXが付いていましてこれで排気方向を変更できる様になっていましたが現在では一部のメーカーでリリースしていますが仕様は全く異なります。

当然、現行では同様の物はありませんので排気筒部材を用意せねばなりません。

 

交換後

PSアダプタ-一部加工

 

リンナイRUF-A2405AU

現行では排気BOXはありませんので本体との間はスライド菅での接続となります。既存機種では排気筒の位置が通常のまま本体真ん中でしたのでそのまま接続できました。

各配管は本体全長が僅かに短縮されている為(620⇒600)、微妙に足りず作り直しでした。