施工事例④

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内後方排気

00’パーパスGX-240AB

やはり国内シェアの大きさから中々出あう事のないパーパス製品ですが今回は久しぶりに遭遇しました。2000年製造とさほど古くもない機種ですが大手2社と違った変わった排気方式の機種でした。後方排気自体は良いのですがその排気の方向が上方排気と言っても良い位置なのです。何だ、これ?な作りと言っても差支えないものですね。言うなれば90年代前半のガスター製品と同様に天邪鬼的な作りでしょうか?こう言った場所に限ってPSスペースの制約が厳しかったりするんですが案の定で後方に余裕がありませんでした。

交換後

PS枠は交換しました。

パーパスGX-2400AB

同メーカーの後継機種ですので基本は扉内BOXは通常流用なのですが何故か同寸法なのに交換を!とのメーカーからの回答。まあ新品で綺麗な方が良いので交換と言う事に。

実際に交換時にこれは使えたな?と言う感想。排気部材もこのメーカーは大手2社の排気部材と寸法がほんの僅かに違うので純正での対応になりました。現場としてはそこは共用にして欲しい所です。その寸法の違いに合理性を全く感じません。

とまあボヤキつつも交換も完了です。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内前方排気

’96パーパスTP-SP206SZT-1

パーパスのふろ給湯器20号前方排気タイプですね。交換の際には既設機種の寸法に注意が必要でこのタイプも現行の大手2社と縦寸法が60mm程違いますので部材を間違えるととても間抜けな外観になりますので旧タイプのメーカーの寸法をしっかりと調べて間違いのない部材を組み込みます。

交換後

PS枠は対応サイズの物に交換しました。

リンナイRUF-A2005SAT

こちらの部材は扉内ケースなので本体の様な着色はされていませんが稀にこの様な部材を使用したPS標準タイプに変更されている給湯器を見かける事がありますがそれは不正解ですのご注意を。元々の排気タイプは設置状況から既設タイプからの変更は不可ですので標準排気の方が安価であるからと言って前方排気延長タイプから開放型への変更を勧める様な業者さんにはご注意を。既設の防火扉は共用部でもありますので勝手に外したままにしておくと後々トラブルを招きます。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS標準設置

’90三洋電機GS-R248D-5R

製造はなんと!1990年です。当店でも交換した初の機種でした。

と言うのもこちらは今は無き三洋電機の製造していた給湯温水暖房機で室内のエアコンに接続されていて暖房運転を温水にて行うタイプで現在は当該機種を推進した東京ガスですら取り扱い無しの上に電気式エアコンに交換を進めていると言う忘れらた存在なのであります。機構は至ってシンプルで給湯専用機に暖房用温水配管が通っているだけですのでその配管にメクラ栓をして廃止です。

後継機の給湯暖房熱源機もメーカーより供給されているのですがトータルコストが割高な為エアコンは後日電気式の普及タイプへと交換となりました。

交換後

PS枠でサイズ調整です。

リンナイRUX-A2011W-E

当店では給湯専用機は利便性、販売価格を考慮し特殊な場合を除き20号からの販売をしております。

前機種が16号の場合でもガス供給量に余裕がある為20号としております。

こちらの設置状況では既設機種がTES規格のサイズでしたので大きく変更となる為それに合わせたPSアダプタを取り付けます。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS標準設置

’97リンナイRUF-2008SAW

ド定番とも言えるPS標準設置型のふろ給湯器です。特に変わった所もなく施工も楽なタイプです。

交換後

PS枠は必要なしです。

リンナイRUF-A2005SAW

この排気タイプが標準で一番多いので価格も当然に安価ですがここは同排気バリエーションですので何ら問題ありませんが稀にいい加減な業者が勝手な判断で前方排気型を設置しなければならない所を防火扉を外してこのタイプを設置してしまう事がありますが立派に法令違反ですのでご注意あれ。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS扉内設置上方排気型

97’ノーリツGT-2003SAW-H

ノーリツのスリム型ふろ給湯器の上方排気モデルです。スリム型は作業スペースが狭く施工に少々手間取り易いですね。

交換後

PS枠は既存のままです。

ノーリツGT-2053SAWX-H-2

同メーカーの後継機種だから施工も楽には楽との事ですが実のところ配管の位置が変更になっていたりで結構手間がかかる場合もあります。新築時の施工次第で作業時間も大幅に変わりますので見えない所での手抜き作業は勘弁して欲しいのが交換時の職人さんの本音です。酷い現場ですと給水縦管に干渉している上に給湯器本体を叩いて凹ませて設置していた所もあった程です。流石にそういった現場は管理会社経由にて配管をやり直して頂いてからの施工となりましたが。

 

交換事例

 

交換前

設置状況はPS標準設置後方排気型

99’ノーリツGT-2000SAW-TB

パっと見た感じでは只の標準設置の給湯器に見えますがところがドッコイ、これは排気が後方にあるのでそう簡単な設置方法ではありません。業者さんにによっては断る所もある様ですね。

ですがこの後方排気でも幾つかのパターンがありまして今回のはと申しますとTB-101と言う特殊な排気部材が使用されていたので上方排気同様に交換が可能でした。

それには当然上部に点検口がある事ですが。

交換後

既存のままです。

ノーリツSRT-2060SAWX-TB

同メーカーの後継機種だから施工も楽には楽との事ですが既存の排気アダプタは品番こそ変更はありませんでしたが新たに少加工が必要でした。20年近く排気筒を触っていなかったせいかスライド菅が中々抜けずに外すのに手間取りましたが大きなトラブルもなくほぼ予定時間で交換も完了しました。

 

交換事例

 

交換前

キッチン瞬間湯沸し器

テナント事務所のキッチンですが築年数も古い為かシンクには単水栓と瞬間湯沸かししかありません。換気扇にはガス器具と連動したスイッチが付いております。昔のこうした器具は換気がしっかりしてないとCO中毒による死亡事故の原因となります。

現在ではその殆どが屋外式給湯器となっている為昔の様なCO中毒による死亡事故はあまり聴かなくなりました。

 

交換後

FE式屋内設置給湯器新設

 

リンナイ RUX-V1615SWFA-E

当該設置場所には屋外式給湯器の設置が困難な為屋内設置型の給湯器の設置となりました。当然これらの施工には施工資格が必須です。屋外設置と異なり死亡事故に繋がる為です。給湯器の新設と同時に排気筒の新設が必要となります。