設置状況PS扉内設置後方排気
製造は1996年11月!20年を超えています。
流石マンションPS設置は高寿命ですね。メーカーさんとしては微妙なところでしょうけど。
とそれはさておきこの後方排気タイプは状況によって容易な所もあれば非常に困難な所と極端であります。今回はベテランの職人さんでも最悪レベルと称したスペースの無さで画像中部の電気メーターBOXが外れず非常に狭い所に体を入れねばならない状況でした。
そして本体を外して驚きの新築時のいい加減さが露呈しました。(いつもの事と言えばいつもの事ですが)毎度思いますが新築時に手を抜くんじゃない!と言いたくなります。
明らかに交換を考慮していない案件が多いのが実情です。
設置方法に変更はありません。
と、まあ文句もありつつ後継機種の60シリーズが無事取り付け完了です。若干ですが排気位置が旧品よりも上にズレたお蔭で排気筒部品を小加工の必要がありましたが完璧です。
同じ後方排気でも作業スペースの違いで作業時間が大幅に違います。広ければ越した事ありませんね。
壁掛け設置
03’製造のパロマ製単機能給湯器です。缶体からの水漏れで修理を検討していたとの事でしたが単機能であれば10年を超えているのであれば間違いなく本体交換の方が総合的にお得ですので交換となりました。
設置方法に変更はありません。
単機能、壁掛けタイプは基本中の基本のタイプですのでベテランの職人さんにかかれば実質の作業時間も30分!ほどです。当店ではこの単機能タイプならリモコン無し本体交換のみであれば20号からの販売でコミコミ¥50000!です。(メタルホース交換の場合は+¥3000ですが)リンナイ、ノーリツどちらも販売価格は同じです。
PS扉内設置
00’5月製造のノーリツGTH-2413AWXH-Hです。扉内設置上方排気は珍しくもないのですがここでは塗装屋さんが良い仕事?をしてくれてたお蔭で扉を外すのに一苦労でした。大規模修繕のさいにはPS扉には隙間を埋める程の大量の厚い塗装はご勘弁願いたいものです。
設置方法に変更はありません。
後継機種のGTH-2444AWX3H-Hへ交換です。ここではPS上部が取り外し可能でしたので排気筒の接続には苦労せずに完了できました。外せない所も多々あるので排気筒の状況如何によっては余計な時間のかかる現場も存在します。新築時に交換前提で設計・施工して頂けていれば何の事もないだけなのですがね。
上方排気PS標準設置
02年製造パーパスGXシリーズ上方排気型です。ここではPS上部は外せない現場でしたがそれほど手間もかからずでした。
設置方法に変更はありません。
後継機種ではなくリンナイRUF-A2405SAUへの変更となりました。パーパスGXシリーズとの相違点はPS設置ビス穴の僅かな位置と排気筒の部品構成でパーパスからの変更ではKP菅対応の排気アダプタが必要となります。
屋外壁掛け設置
製造はなんと!1996年!戸建てでは珍しい20年超え選手です。実際、息も絶え絶えの状況ではありましたがよくぞ働き続けてくれました。外装にはその歴史が刻まれておりました。排気アダプタの下は見事に腐食も進んでおりました。メーカーとしての設計耐用年数は10年なのですが戸建て住宅でここまで使用できたのは当たりとしか言いようがありません。
設置方法に変更はありません。
何世代も後の後継機種であるGT-2060SAWXと側方排気アダプターL40への交換です。
本体奥行が180mm⇒240mmと厚みは増しましたが本体重量はかなり軽くなっております。画像はまだ保温材を巻く前でこの後でしっかりと巻いております。
屋外隣接据え置き設置
製造はなんと!199?年。
ステッカーからは既に年式を読む事は不可能で型式のみ判明しました据え置き型隣接設置ふろ給湯器です。この年式辺りの同型給湯器はやたらと薄く縦長なのが特徴です。
設置方法に変更はありません。
リンナイも2016年4月をもって2穴タイプの給湯器製造から撤退、高効率型のみの生産となっております。燃費が向上している事はとても良いのですが中和器の詰まりからは構造上逃れる事は出来ない様です。
弊社ではご提案の際にデメリットもご説明させて頂いております。
リンナイではまだ従来型据置強制循環タイプRUF-A~03シリーズがありますので2穴から1穴への変更の方が価格的には安価です。
屋外隣接据え置き設置
製造は1996年製
ステッカーからは既に年式とでメーカーのみ判明しました据え置き型隣接設置ふろ給湯器です。日に焼けているので型式不明もしばしばありますが号数までは確認できました。
2穴⇒1穴へ変更です。
リンナイも2016年4月をもって2穴タイプの給湯器製造から撤退、高効率型のみの生産となっております。従来タイプでの交換となりますと壁掛けか据え置き型の1穴強制循環しかありません。今回は循環口もステンレス板で塞いであるタイプでしたので循環金具への交換と閉塞蓋の取り付けと循環ホースの新設だけで通常の交換と左程時間的にも変わりなく完了しました。