PS扉内設置前方排気
製造は1995年のガスターOURBシリーズです。何故か排気口を偏芯させているので通常の後継機種ですと扉に思い切り干渉してしまいます。マンションの共有部に当たりますので勝手に加工をすると後に問題となってしまう事がありますので注意が必要です。管理規定によって加工可能であればよいのですがそうではない場合はメーカーより販売されている買い替え専用機種への交換となります。
設置方法に変更はありません。
買い替え専用機であるRUF-VS1615SAT-80へ交換しました。これであれば扉への干渉はありません。同時に新旧では本体高さが異なりガスター⇒リンナイでは高さが低くなる為UOP-D-G4TAが必要となります。この部材で設置位置を調整で同じ位置に排気口が出てきます。
PS扉内設置上方排気
02’製造ノーリツGTシリーズ上方排気型です。こちらはPS上部が外せるので施工性は良いのですが場所により同じ扉内ケースを使用していても其々取り付け方が違う事もあります。
後継機に交換するに当たり機種により新たに排気アダプタ(若干の変更の為)
が必要になります。僅かながら旧機種と新機種とで仕様が違う為です。
戸建て壁掛け設置
製造年式不明推定で10年ほど前の機種と思われます。戸建て壁掛けタイプはラベルが日に晒される為殆ど文字が識別不可能となっているケースが多々あります。
左記に同じ
原則的に同メーカーの後継機に交換するのが効率的なのですが今回は敢えて同メーカーのOEM版の機種を選定しました。機能事態は全く変わらず、違いは僅かで価格も少々安価に供給可能な為です。尚、既設の状態で給水側に止水バルブが設置されていなかった為、水道メーターから止めての作業となりまして今後の利便性を考慮してお客様とご相談の上で止水バルブを取り付けました。
PS扉内設置前方排気
03’製造のノーリツ2温度給湯暖房熱源機です。この~17からは暖房の高温、戻りが共にCCHジョイントを採用しているので交換にも新たな部材も不要で配管位置も殆ど変更がない為作業時間も大幅に短縮可能です。
左記に同じ
原則的に同メーカーの後継機に交換するのが最良の選択と言えます。メーカーを変更するにあたり、PS部材、配管位置の大幅な変更等で作業時間も併せてかかる為です。
設置状況PS扉内設置
製造は2001年1月の’松下製給湯暖房熱源機です。珍しいスリム型給湯暖房熱源機で当の松下は2008年に製造から撤退しており当該機種の交換は当初。事業を引き継いだリンナイで販売しておりましたがいつの間にかカタログ落ちをしていた為2016年11月以前は全てガス事業者ブランドの高額な機種の販売のみでした。(殆ど値引き無し!)
ですが2016年11月からリンナイより待望の再販開始となりまして一般に販売・交換が可能になりました。
設置方法に変更はありません。
後継機種となるリンナイ製RUFH-VS2400AT2-3です。寸法、取り付け金具の位置はほぼ変更なしですのでそのまま既存のPS扉内BOXが流用できます。当該製品の様な機種は現在はガス事業者ブランド(製造はガスター)の物かリンナイ製しかありません。高効率型のエコジョーズではリンナイ又はパーパス製がありますがどちらも本体サイズで奥行がリンナイで+100mmパーパスで+67mm大きくなりますのでPSに収まらなくなるなる可能性とドレン排水が問題となります。(現状でドレンアップ方式の設定がない為)
設置状況PS標準設置
製造は2001年1月のリンナイRUF-V2400SAAでTタイプに側方排気アダプタを付けた様な排気方式で扉内設置にも対応したモデルです。
設置方法に変更はありません。
後継機種となるリンナイ製RUF-A2405SAAです。機器側の配管位置が若干変更の為、既存配管が届かなくなる場合もあります。新築時の施工のやり方次第ではありますがそのまま使えると施工時間の短縮に繋がります。
据置隣接設置
製造は1999年8月のノーリツGRQシリーズです。2穴式の据置隣設置型は現在はその殆どが高効率型給湯器となっておりますので従来型をご希望の方には1穴タイプの強制循環機種のへの変更をお薦めしております。
2穴⇒1穴
強制循環への変更の際には新たに循環アダプターと追い炊き菅の設置と家屋側がモルタル仕上げの場合は当該箇所を斫った後ステンレス板等で塞ぐ必要があります。今回はモルタル仕上げでしたの当該作業となりました。既設が少し低い位置でしたので泥はねが酷かったので軽量ブロックにてかさ上げしております。