壁掛け設置排気アダプター付き
製造は2003年のリンナイRUF-V2001SAW排気アダプター付きです。やはり戸建て住宅ですのでどうしても雨風に晒される事もあり本体カバーに錆や腐食がみられました。
交換数日前からリモコンが表示不能となっていたとの事で交換時に本体側リモコンコードの断線が発見されました。施工時のコード接続が不完全だったようですね。
設置方法に変更はありません。
従来型から高効率型への変更と20号から24号へと出湯能力を向上しました。2箇所の同時使用での能力不足に悩まされていたとの事で交換の際ですのでどうせならと号数アップとエコジョーズにとの事でした。
PS標準設置
2001年製造のGT-2022SAWXのマンションPS設置なのですが雨風が吹き込むのでしょうか?マンションPSの割には外装の錆が多い状態でした。
設置方法に変更はありません。
後継機種への交換で本体縦寸法が僅かに低くなってはいますが固定方法は既存と同様です。配管位置の変更はありますが既設配管に余裕があればそのまま使える事もあります。
設置状況PS扉内設置上方排気
製造は1996年のガスターOURBシリーズです。何故か排気口を偏芯させている上に上方排気ときています交換業者泣かせな機種でもあります。
設置方法に変更はありません。
後継機はRUF-VS1615SAUなのですがお客様のご要望により20号の2005SAUへ交換しました。只し、16号、20号共に現行機種では排気口は100Φですので口径変換のレジューサーが必要となります。同時に新旧では本体高さが異なりガスター⇒リンナイでは高さが低くなる為UOP-D-G4TAも必須部材です。
今回は何故か既存排気筒に直管が使用されていた為珍しく排気筒部材の交換が必要になりました。通常はスライド菅と言う物を使用して接続するのですが新築時に横着したのかは不明ですが部材交換で対応しました。
設置状況 屋外壁掛け
製造は何と!1989年!随分と頑張って職務を全うされたのでしょう。しかもこの機種は5号です。屋内の瞬間湯沸かし器と同等の能力しかありません。屋外壁掛け式の給湯器では現在は最低でも10号からしかありませんので当然、ガスメーターを先んじて交換して頂きました。
設置方法に変更はありません。
後継機は元が5号なので10号と言いたいところですが数が少ない為、16号の方が圧倒的にコスパに優れていますので16号に交換させて頂きました。
当然、ガスメーターも容量に合わせた物に変更されています。
設置状況 ベランダ壁掛け
画像の通り屋外壁掛けの上方排気タイプです。珍しい設置方法ですが窓のすぐ横で通常の前方排気+側方排気アダプター、或いはアルコーブ設置タイプでは窓にかかる為にこのタイプしか方法がなかったのでは無いかと思われました。
設置方法に変更はありません。
同メーカーの後継機種であれば排気筒などの部材は再使用でき、配管位置もほぼ変わらないので低コスト且つ作業時間の短縮に繋がります。こちらの案件では給水菅にベランダ清掃用に散水栓を増設の要請がありましたので増設しました。配管カバーは手締めのネジ2本で外れますのですぐにご使用になれます。
設置状況 PS標準設置
画像では何の変哲もないスリム型ですがこの機種は幅が他メーカーよりも狭く(200mm!)その代わりに奥行きが無駄にある機種なのです。何故これを?と思いつつ交換作業に入ると謎が解けました。
設置方法に変更はありません。
同メーカーの後継機種であれば幅も同一であったのですがそこは生憎とお客様からのご希望もありましてリンナイ製を選択。
ここで問題発生です。なんと!PSの幅が240mmしかないのです!取り付ける給湯器の幅は250mm。
ここで何故、変に左右に隙間があったのかが解りました。PSを加工しなければ交換は不可能なのでしたので片方を切り落として取り付け完了しました。
通常はあり得ない作業なのですが回避不可でしたので敢行しましたがそもそもの設計が異常と言わざるを得ない状況でしたね。
当該マンションでは他のお部屋も同様に苦労の跡が見えました。