PS標準設置上方排気
2001年製造のGT-2422SAWX-HでPS標準設置排気筒は直角エルボを使用で後方に逃がしてあります。こちらの案件ですと他メーカーへの変更はコスト面でお勧めはできませんね。弊社では基本的に同メーカーでの交換を推奨しております。
設置方法に変更はありません。
後継機種である60シリーズですが機器の全長が690mmから605mmに短縮されていますのでそのまま取り付けてしまうと配管部分がスカスカで丸見えとなってしまいますがこの部分の化粧カバーが何と!メーカーからリリースされていません。
ですのでここはリンナイUX-A-TP2を使用し化粧としました。
ベランダ壁掛け設置
当該マンションでは恐らくは一度交換されており良く見ると配管カバーがどうやら更新されていなかったようです。
設置方法に変更はありません。
配管カバーは新しい物に交換して更に当初は付いていたであろう側方排気アダプターを追加しました。通常、窓の横に設置されている場合は排気が直接室内に入らない様に排気の向きを変えるのが常識なのですがこの設置方法ですとアルコーブ設置タイプかこの様に排気アダプターの設置が必要になります。
業者によりその辺りの対応が不適切な場合もありますのでご注意を。
PS扉内設置
1995年製造の1温度タイプの給湯暖房熱源機です。22年間お疲れ様でした。
設置方法に変更はありません。
交換の際にお客様のご希望によりどうせならと20号に号数もアップしました。ガス供給量に問題ないので可能ですが場合によっては建物管理規約やメーター要領により不可の場合もあります。
今回の交換に際し扉内BOXも交換かと思われましたがどうやら既設の扉内BOXが当該PS様に加工されていた為新規で準備したTC-13が使用できず、結局既設の扉内BOXで何ら問題なく綺麗に設置できました。
PS扉内設置
PS扉内設置なのですが当該PSは何故か密閉されておらずアングルで前方にオフセットされた状態で設置されておりました。
本来はこの方式ではFF方式になる筈なのですが不思議でした。
設置方法に変更はありません。
通常の扉内設置であれば早々、作業時間も長引く事はありませんが既設の状況によりそれも変わってきます。こちらの場合は特にそうで更に新築時に交換を想定していない配管だった為に湯水、往復全てを修正せざるを得なかった為に想定を大きく超えた時間が掛かってしまいました。
毎度思いますが新築時に交換を想定した配管をして欲しいものです(-_-♯)
ベランダ壁掛け設置
フロントパネルを外した状態ですので普段は見る事のない内部構造が解ります。
こちらは2缶3水の給湯暖房熱源機ですので向かって左右にお湯を作り貯めておく缶体が確認できますね。この様な構造ですので故障個所によって修理費が高額になる場合もありますのでやはりトータルで考えますと15年以上経過した機器は交換した方がお得と言えます。
設置方法に変更はありません。
今回はベランダ壁掛け設置と言う事で従来型との価格差が少なく燃費も良いので高効率型給湯暖房熱源機に交換となりました。外観上はドレン排水が下に伸びてくるのが大きな違いですね。水温の低い時期は結構な量の排水があります。
この高効率型も良い事ばかりではなく元々の使用量の少ないケースの場合は価格差を鑑みた上での検討とこの機種の構造上から必ず迎える中和器の詰まりをご理解された上での導入をお薦めします。
戸建て壁掛け設置
戸建て壁掛け設置ですがよくぞ持ちこたえましたね。15年以上働いてくれましたがやはり寿命を迎えててしまいまして交換となりました。画像ではみえませんが排気変更アダプターが無い為隣家の壁に一部ダメージがあります。ご近所トラブルを避ける為に本来は排気アダプターが欲しいところです。
設置方法に変更はありません。
今回は壁掛け設置の為、通常の作業と思いきや上部の取り付けビスが壁に対して効いていなかったのか配管の取り外し中に堕ちかけると言う不測の事態に襲われました。一人が本体を支えてもう一人がまだ外れていなかったガス配管の接続を外して事なきを得ましたがこうしたトラブルは新築や建て替え時の手抜き施工が原因です!
交換時に発覚する事が殆どですが本当にこう言ったトラブルは事故の元ですのでいい加減にして欲しいですね。
とは言え完工せねばなりませんので今度はしっかりとプラグも打ち込み効かせてありますのでもう大丈夫です。
PS扉内設置
20年選手です。どうやらこの90年代後半の給湯器は持ちが良い様です。使用する分には問題ありませんが快適な初期性能を発揮できているかと言えば答えはNOですね。
10~15年程度での交換をお薦め致します。
設置方法に変更はありません。
後継機への交換は比較的容易で時間も短縮できるのでマンションでは可能な限り同メーカーの後継機での交換をお薦めしております。
機種によってはメーカーの撤退等で後継機が存在しない場合もありますのでその限りではありませんが。